ピアノを弾くと脳の働きが良くなる

先日、NHKの「ヘウレーカ」という番組で、ピアノ演奏が脳や身体へ、どのように影響を与えているかというような内容の特集をやっていました。
録画をしていたので、最近チェックしまして、実に興味深い内容でした🎵

又吉直樹さんと、音楽演奏研究者の、古屋晋一さん、という先生が出演でした。古屋さんは、身体運動学の観点から、ピアノ演奏を科学し、研究されているそうです。
一般的に、ピアノを演奏すると、記憶力が良くなる、指が器用になる、注意力がつく、などと言われていますが
科学的に実験的に解き明かす、感覚の番組でした。
まず、冒頭でピアノは、聴くよりも弾いた方が耳も良くなり、感動も深まる‼︎
ピアノを聴くのと、弾くのでは、脳への影響に違いがある‼︎どういう事でしょうか?

脳は、ご褒美をもらうと(報酬系)反応するところがあります。反応すると、ドーパミン(快楽ホルモン)が発生し、より、幸福感や集中力が高まるようになります。ドーパミンが出ると、心拍数が上がるそうです。
又吉さんが、実験台になって、先生のピアノ演奏を聴く時と、自分が演奏した時の2パターンで、心拍数を実際に測った結果、聴いただけの時は、15ぐらい上がり、演奏すると、37ぐらい上がりました。軽いジョギングをしたぐらいの心拍数まで上がりました。又吉さんは、ピアノ経験なし、先生に決められた指と音を使っての、簡単なバッハの曲の演奏で実験をされてました。
ご本人曰く、緊張していたのもあったが、ちゃんと思った鍵盤を押せて、できた時には、なんか嬉しさがある、と言われていました。
そうなんですね〜人の演奏を聴くだけだと、なんかいいな〜という感覚が、自分で、やってみたら、その感覚が、もっと強度の強い、いいな‼︎に変わるんですね。より交感神経が、活発になるそうなんです❗️
この実験は、たくさんの方で、今まで実験されているそうで、多くの人が、聴くよりも、弾いた方が、心拍数が上がる、という結果が出ているそうなんですね〜🎹
そして、番組の中盤からは、
・ピアノならではの、右手左手の違う動きについても、脳と結びつけての興味深い内容
・小さい時からやってないと上達は、難しいか?
・長時間練習しないと上達しないのか?
・練習時間に費やす時間に、皆がもっと感性を磨く時間に、当てた方が、まだまだ、ピアノ演奏は、進化するのでは?音楽に正解はないのだから。。

又、後日、これらの内容は、アップ致します。
ピアノを演奏する立場、教える立場、として、役立つ情報満載でした。

ピアノを弾くと、脳に良さそう、という皆さまのなんとなくが、説明がつきそうです。なので、ピアノを習っていて、勉強やお仕事の邪魔になることは、決してないのですね〜😊🎵
もっともっと、皆さん、ピアノを身近に楽しみましょう✨

安藤令子JAZZ PIANO教室(大分市)

当教室は、老若男女、経験有無を問わず、ジャズを自由に楽しめるレッスン展開を目指しています。 アドリブ、コード、リズム、セッション、理論、を出来るだけ楽しく、わかりやすく、末長くジャズに親しんでいただくように、忙しい生活の中にジャズを取り入れていただけるように、がモットーです。

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