コード転回系 シンプルバージョン
今日は、主にコードの転回形について書いてみます。
m7th、M7th 等のコードで、考えます。
4個の音の中から、まず、3番目と7番目の音を、抜き出し、3→7 の反対、7→3 の並びにします。
例えば、Cm7の場合は、C、E♭、G、B♭、の4個の音から、3番目のE♭(ミ♭)と、7番目のB♭(シ♭)を抜き出します。
3番目、7番目、というのは、ルート音から数えた数です。
ピアノの鍵盤上では、左側に7番目、右側に3番目を押さえます。
それから、5番目のG(ソの音)を、1番左か、1番右に、つけ加えます。
Cm7の場合、左から、
G B♭ E♭ 又は、B♭ E♭ G
と、順番に押さえ、ルートを左手で、弾きますと、なかなか良い響きになります。
ウィントンケリーは、例えば、枯葉のテーマの最後の方にこのボイシングを使っています。あ、彼は、よくこのボイシングを使っているようです。これに、9thを加えたバージョンもあります。
次回、五線紙に書いてみます。文章だけだと、表現が難しいですね…
それから、ウィントンケリーは、よく、アーメン終止を使っています。
I→5→I のドミナントモーションでなく、I→4→I のサブドミナントモーションです。
コードでいえば、C→G7→C でなく、C→F→C です。ゴスペル調ですね。
わかりにくくなりまして、すみません。巨匠の演奏は、何気ない部分に、ちょっとした、アイデアがあります。
ありがとうございました😊
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